パソコンリサイクルセンターには、毎日全国からたくさんのパソコンや家電が送られてきます。
一日で50箱~100箱程度、繁忙期には200箱以上届くこともあります。
到着したダンボール箱の開梱を行い、1つずつ商品を取り出していきます。
十分に注意しながら作業が進められます。
商品にどのような価値があるか判別します。
スタッフが商品を確認しながら、修理の可否や、パーツとしての価値の有無、素材としての価値の有無を瞬時に判断します。
到着した品はすべて、この行程でリユース・リパーツ・リサイクルの3種類に振り分けられます。
データ消去を行うため、パソコンを分解して記憶媒体(ハードディスク・SSD)を取り外します。
記憶媒体(ハードディスク・SSD)のデータ消去処理をします。
記憶媒体の容量や状態にあわせて、「物理破壊消去」または「ソフトウェア消去」のいずれかを行います。
消去を行った記憶媒体は、消去済みのマーキングをされた上で管理が行われます。
データ消去が完了した品は、修理・メンテナンス・クリーニングを経て、パソコンまたはパーツとして再利用されます。
ヒューマンエラーによるデータ漏洩を防ぐため、記録媒体の状態は複数回にわたり確認が行われます。
リユースできない商品は国内のリサイクル工場で素材ごとに徹底的に分類され、余すところなくリサイクルしています。