ビデオカードは、パソコン内で処理された情報をモニターなどの外部機器へ出力する処理を担っているパーツです。
別の呼称として、グラフィックボードやGPUなどと呼ばれることもあります。
画像処理、出力の機能はマザーボードに搭載されていることが多くなっておりますが、3Dのゲームをプレイした場合や、グラフィック、動画の編集を行う、フルHDなどの高精細な動画を視聴するなどの負荷の高い作業を行う際には、ビデオカードを増設するのが一般的となっております。
ビデオカードは大量の電気を消費するパーツで、構造上高温になりやすいため他部位に比べて故障率の高いパーツです。
パソコンや液晶モニターを処分する場合は、箱の空いたスペースに不要なビデオカードを同梱していただくことで併せてのご処分が可能となっております。
ビデオカードを単体で処分する場合は、無料引き取りサービスをご利用いただけます。
処分費用は無料となっております。
お送りいただきます際の送料のみご負担をいただいておりますので、予めご承知置き下さい。
(※店頭持込での廃棄依頼も歓迎させていただいております。)
お送りいただきましたパソコンに搭載されているビデオカードは、本体の分解の後に取り外しが行われます。
本体カバーを取り外し、マザーボード上のPCI-EスロットやAGPスロットに搭載されているカードが取り外されます。
取り外したビデオカードは、動作確認用のマザーボードに取り付けられ、ベンチマークソフトを用いた高負荷での運用試験が行われます。
正常な動作が確認出来た場合には、クリーニングと目視によるコンデンサの不具合検査などを経た後に保守用パーツ、中古パーツとしてリユースされています。
これらの試験・点検の中で不具合が発見されたビデオカードは、基板・プラスチックなどの素材に分離され、マテリアルとしてリサイクルが行われます。