アメリカに本社がある会社で、マイケル・デルが立ち上げたパソコンメーカー。
DELLは、低価格なオーダーメイドパソコンメーカーの草分け的な存在です。
それまではパソコンメーカーが機種ごとに固定していたパーツ構成を、用途に応じて購入者がCPU、メモリ、ハードディスク、ビデオカードを選択できるようにし、注文が入ってから組み立てを開始する注文生産(BTO)にしたことで、世界的に有名なパソコンメーカーとなりました。
安定性と価格の優位性から、個人だけでなく法人もDELL製のパソコンを選択しています。
ゲーマー向けPCとして設計されたシリーズ。
ビデオカードは最新のものが搭載できるよう、筐体は巨大。
黒を基調にした筐体にはたくさんのLEDが施されており、非常にユニークなデザイン。
エイリアンの顔マークが筐体に描かれています。
メモリやビデオカードのアップグレードも行いやすいようになっています。
デスクトップだけでなく、ノートパソコンモデルもあります。
価格帯は全体的に高めとなっています。
Alienwareシリーズはさらにいくつかのモデルが存在します。
デスクトップは、筐体の形ごとにAlpha、Area-51、X51R1、Auroraのモデルがあります。
ノートパソコンは、液晶サイズによって18,17,15,13のモデルがあります。
デジタルコンテンツ、ソフトウェア開発、CADなど、通常のデスクトップよりも性能をアップさせたシリーズ。
最新のCPUに対応し、たくさんのメモリやスペックの高いビデオカードを搭載することができるシリーズです。
デスクトップだけでなくノーパソコンのモデルも存在し、それぞれをデスクトップワークステーション、モバイルワークステーションとして位置づけています。
価格帯は高めです。
VOSTROはビジネス向け(法人向け)のシリーズです。
構成もデザインもシンプルで、サイズはスリム~ミドルサイズまで。
グラフィック性能やCPUは抑え目で、ワードやエクセルなどを多用するビジネスシーンに必要十分な性能を備えています。
VOSTROシリーズにはデスクトップパソコンとノートパソコンがあります。
価格帯は低めです。
OPTIPLEXは法人向けのシリーズです。
VOSTROシリーズより一段上のCPUを搭載することができ、拡張性にも優れています。
保証期間も長めに設定されているので、法人利用にはぴったりのモデルです。
サイズはコンパクトなものからミドルサイズまで用意されています。
価格は一般的です。
DIMENSIONはホームユース(個人向け)のシリーズです。
マルチメディア機能が追加されているため、ゲームをしたり動画を見たりするのに適しています。
筐体は大きめで拡張性があり、ユーザーがニーズに合わせてCPUやビデオカードの性能を自由に選ぶことができます。
DIMENSIONシリーズはデスクトップのみとなります。
価格帯は普通です。
INSPIRONはホームユース(個人向け)のノートパソコンです。
エンターテイメント機能を備えたINSPIRONシリーズは、自宅でゲームをしたり動画をみたりするのに適しています。
ノートパソコンなので使用する場所を選ぶ必要もなく、汎用性にも優れているので、ビジネスでも活躍できます。
価格は低めなものから高めのものまで、幅広く用意されています。
DELLのサーバーシリーズです。
デスクトップタイプだけでなく、ラックマウントタイプ、ブレードサーバーなど様々なモデルがあります。
国内でシェアを増やすため、中小企業向けサーバーとして投入されたSC420の性能と価格は、他社と比較すると圧倒的なコストパフォーマンスでした。
現在は価格面ではHPに押されていますが、安定した運用ができるサーバーです。
DELLは、低価格を武器に液晶モニターのシェアを広げてきましたが、ここ数年は液晶パネル製造メーカーが自社で販売するようになったため、価格の優位性はなくなってしまいました。
一般的な19インチワイドモデルから大型の高解像度4Kモデルまで、幅広いモデルを販売しています。